2017年6月19日月曜日

アマミヤ デハ2200の話 その2

アマミヤの2200形の続きを開始しました。続きと言っても、4年くらい放置していたのでが、やっと塗装まできました。
結局、パンタ車についていたジャンパー栓はあっさり省略&中間組み込み仕様なので、ヘッドライトとテールライトについても点燈は見送りと割り切っています。


プライマーを吹いてから、鉄道カラーのブルーBを塗装しました。先にブルーを塗装するのは、マスキングが楽なので、という感覚です。
帯のブルーは1/80サイズでは3.75ミリになるのですが、模型では4ミリにしてマスキングしていきます。
アイボリーにすぐ塗装したいという気持ちを押えて、1日程度乾燥させます。焦って、乾燥の途中でマスキングしてしまって、テープをはがすと下地のブルーまではがれてしまうというミスを何度も繰り返しているので、ここは我慢です。
乾燥の間に、台車の組み立てと灰色塗装、床下機器のセットを進めていきますが、アマミヤの台車と床下機器はちょっと・・・・というレベルですので、せめてエンドウの台車に交換したいと思っています。
再販されると台車くらいは別売で購入できるだろうという淡い期待だけで言っています。

さて、アマミヤの2200形が一応完成すると、2200シリーズは、6両になります。
残り4両は、エンドウの2229-2230編成と2303-2304編成ですが、2229~+2200~+2303~という編成は実物ではなかったと思いますので、中途半端感が満載ですが、模型ではいろいろな形態が集まっていた編成の方が面白いハズなので、このまま組成してゆきます(予定)。


2017年6月18日日曜日

アマミヤ 小田急1900製作その1

今日は天候も不安定なので、室内で小田急デハ1900の組み立てを始めていきます。困ったことに、このキットはカツミさんのキットのように、組み立て手順書などが一切ないので、パーツ表とにらめっこしながら、どこから手を付けるか考える必要があります。
まずは、はじめに全面にパーツを付けていきます。
貫通ドアにロストワックスの方向幕の部品を付けました。このパーツは紛失の危険性があったので、ロストワックスのパーツをやすりで磨いてから、2両分一気に作業します。




ちょっと小田急っぽい顔になってきました。
その後に、窓枠をバランスを見ながら取り付けていきます。


うん、小田急顔ですね。納得しました。キット組でカスタマイズもできるので方向幕も光らせることはやりたいですね。
この後はテールライトのパーツが必要となりますが、雨といの作業を考えると車体を組み立てた後につけることにします。

昨夜、キットの図面と部品表を改めて見ていたのですが、妻面が平妻ではないので、鉄道コレクションのようなデハ1912-クハ1962編成はそのままではできないと気が付きました。
ここは素直にサハを組み込んだ4両編成を念頭に組み立てていくしなかなさそうです。そうなると今回のデハ1900×2両の台車は、両方ともクラシカルなKS33を使えばよいことになりそう。手持ちがあるので、流用できます。
サハをどうするか、という根本的な問題は残りますが、デハ1900がロールアウトしないと先にも進めないので、とりあえず頑張ります。
車体の組み立ての検討に入ります。

2017年6月17日土曜日

アマミヤ 小田急1900を始めます

以前から気になっていたアマミヤの1900形を買ってしまいました。アマミヤのキットは私個人の工作技量では厳しいかなと手を出せずにいましたが、ちょっとしたボーナスをいただいたので、先頭2両だけ買いました。鉄道コレクションで小田急1900形(後期型)が発売されたことがきっかけで、いつかは1/80でモノにしたいなあと思っていましたが、現役自体を知らない車両キットがまた増えてしまいした。
中間のサハを含めて買うと8万円くらいキット代がかかりますので、とてもとても(-_-;)


小田急1900形は戦後初の小田急の新製車両として昭和24年に登場した車両で、ABFと称されるグループです。
1900形は、かなり複雑な変遷を経ているようなので、実車の解説は割愛します(私では正確にお伝えすることはできません)。
他のABFグループと同じように昭和40年代後半から50年初めにかけて4000形にモーターを譲るために廃車になりました。
多摩線開業直後に1900形2両で新百合ヶ丘⇔永山で運用されていたようで、これを目標にしようとしたのですが、ここで問題が。。


説明書を見ていて気が付いたのですが、このキットはサハ×2を組み込んだ4両固定編成を前提としているですね。
サハ1950は模型で作るときにはハードルが高くて、台車はTR11とOK18という特殊な台車を履いています。さすがにOK18は日光モデルでもないです。ノーマルで組む場合には4両のデハ1900はKS33を履いていたようなので、これは手持ちがありますのでクリアできます。
他方、デハとクハの2両編成は、デハ1900にFS108を履いていました。近似なのは日光モデルから発売されている阪急電車用FSを使うことになるかと思います。確かに2100形でも阪急用FSを使っていました。クハの台車はどうするのでしょうか、現時点では不明確ですが、文献を当たるとTR14との記述もあります。
さらに、2連の場合は、ベンチレーターが1列の押込式ベンチレーターの千鳥配置のパターンですので、説明書の図面とは違うようになります。


アマミヤのキットはパーツが袋詰めされているのですが、一旦袋を空けてしまうと再利用はできないのでパーツの管理をどのようなしていくかこれも悩むところです。
実物はすでにないので、いろいろ資料にあたりながら研究しつつ、キットに取り組んでみます。



晩年の小田急2100形をペーパーで再現。

MPギアへの動力換装は、小田急2100形に対して行っていたものです。小田急2100形は昭和29年に8両製作され、昭和50年にモーター等を4000形に譲って廃車になった車両です。僕は現役時代にはみたことはありませんが、車体は2200形シリーズのような感じで、走りは旧型の釣りかけという、個人的にはなんとも興味深い車です。
Nゲージでも1/80スケールでも製品になる可能性はあまりないであろうと、思って中央堂模型さんに依頼いたしました。屋根は木製、床板も木製のパワートラックというオーソドックスな製法です。屋根の上の色が違うのは、予算の都合から2回に分けて発注させていだいたからです。


晩年には実質的に4両固定編成となっていたようで、資料を見る限り中間に入るデハ+クハは登場時の1燈ヘッドライトで2燈式には改造されていませんでした。


これは、新宿寄りのデハです。各駅停車の「経堂行き」にしております。経堂の方向幕はツボなんですよね。。


続いてクハ2150です。
2両ともに中間に入る車両ではないので、信号炎管と列車無線アンテナが装備されていましたので、カツミのパーツを後から取り付けています。まだ塗装していない。

胴受けも欲しいし、デハにはジャンパー栓表現も欲しいし、ワイパーも追加したい等、これからも、追加でパーツを付ける必要がありますが、ペーパー製の車両も温かみがあって、精密なブラスモデルとは違ったよさがあるなあと感じています。
なので、少しの時間を見つけてじっくりと2100形で遊んでみようと思っています。



ペーパー車両の動力更新その3

パワートラックからMPギアへの動力換装ですが、車体に載せてみました。
しかしながら、どうしてもカーブで止まってしまいます。
はじめは、片側MPギアだけで大丈夫だと思っていましたが、重量バランスが悪いようでしたので、モーターの位置を変えて、両軸駆動にしてみましたが、今度はカーブで台車が浮いてしまいました・・・
ウエイトを床上にして、かつ、両サイドに配置して、台車の可動域をできるだけ広げてみました。室内にウエイトがどーんと置かれているという状態です。昔のインサイドギアみたいでちょっと落胆しています(;´・ω・)
そんなこんなの調整をずっとしていたら、やっと満足のいく動きになりました。
モーターの配置はこんな感じです。
床下機器はかなり適当ですので、研究しながら改良していきます。


ついでに、もう一両、パワトラが入っていた車両からモーターを抜いてトレーラー化をしました。


向かって左側がパワトラが入っていた部分です。手持ちのパーツで車高を調整しながらトレーラー化をしています。
今後、室内ユニットを取り付けた場合には遮光しないといけませんが、当面はスムーズに走ることを目標にしていますので、今は無視です。

自室で単純エンドレスを引いて、試運転してみましたが、なんとか走れるようになりました。もう、ラビットスタートはないでゆっくり走り出しました。MPギアは小一時間程度走行させて馴染ませるとよいと、昨日お伺いしたモデルショップさがみさんからアドバイスをいただきましたので、時間をかけて馴染ませて行く予定です。
一応、満足しました。これから床板の塗装をボチボチやっていきます。



2017年6月16日金曜日

モデルショップさがみへ訪問してきました

東海大学前にあるモデルショップさがみさんにお願いしていたものを引き取りがてら、お伺いしてきました。
http://sagami-m.cocolog-nifty.com/

さがみさんのページは工作のヒントが詰まっているので、個人的によく見ています。ご主人と話していると、やっぱり模型は走りというのが大事であるということを改めて認識しました。

SSEはさがみさんの作品で、MIKIのキットを完成されたものです。当初はこれもパワトラだったのですが、1時間の運転ほどでギアが飛んだらしく、苦心されてMPギアに改造されていました。このキットは私も欲しかったので、よく観察してきました。
ヤードの奥に留置してあるHE車は、さがみさんが現在作成されているフジ工房ブランド(実質的にアマミヤ製品)キットです。
実物同様中間のデハ2両をモーター車としているので、かなりのパワーになると思われます。
最後の走行調整をされているので、完成も近くで楽しみです。
手前のHEは今年1月に発売されてたカツミのHEです。前回発売された製品からは改良が進められていてHE車らしさが表現されています。ちょっと床下機器がおかしなところがあるのですが、まあこれは仕方ないです。両方のHE車ともに急行 箱根湯本の方向幕が入れられています。
やはり、HE車といえば、箱根湯本行きの急行のイメージが強いです。夏場には箱根湯本行きの急行は避けて乗っていた幼いころの記憶があります。
さて、パーツも仕入れてきたので、工作を進めます。

ペーパー車両の動力更新その2

パワートラックからMPギアへの動力換装作業の続きです。
なぜ、パワトラからMPギアに換装しようかというそもそもの動機ですが、以前レンタルレイアウトに車両を持っていって走らせてみたとき、手で押してあげないと走り出さなかったり、急に飛び出すように走り出したり、スムーズに走り出さなかったことにストレスを感じてしまったので、完成品のように、普通に走り出すことを目的にしています。
今回使ったのは、IMONから発売されているLN12モーターと対応するモーターホルダーです。


まずは、1.0のプラ板を2枚重ねた床板に台車の組み込みしてからモーターを仮置きして様子を見てみました。
床板に穴を開けないでモーターを設置することが出来そうです。

ついでに、モーターの横にリード線用の穴をあけておきました。
今回は、片側だけMPギアの使用にします。
余ったMPギアは別の車両に利用したいためという思惑があります。ペーパー車両で4両編成として走れば十分ですので両軸にする必要もないかな。
モーターに結線して車体に被せてみます。

なお、木製床板の厚さは3ミリでしたが、プラ床板の厚さは2ミリにしてみましたが、これはモーターを床板に吊り下げるので1ミリでも床板スペースを稼ぎたかったためです。
試しにここで通電してみましたが、無事にモーターは廻りました。


まあ、ここまでの作業は延べ1時間程度でサクッとできましたが、ここで作業が止まってしまいました。
原因は、手持ちのユニバーサルジョイントとモーター軸のサイズが合わなかったからです。このモーター軸径をノギスで測ってみると1ミリだったんですよね。
これはシリコンチューブでモーターとギアで繋ぐことにしますが、手持ちがないので、作業はここで中断します。