以前から気になっていたアマミヤの1900形を買ってしまいました。アマミヤのキットは私個人の工作技量では厳しいかなと手を出せずにいましたが、ちょっとしたボーナスをいただいたので、先頭2両だけ買いました。鉄道コレクションで小田急1900形(後期型)が発売されたことがきっかけで、いつかは1/80でモノにしたいなあと思っていましたが、現役自体を知らない車両キットがまた増えてしまいした。
中間のサハを含めて買うと8万円くらいキット代がかかりますので、とてもとても(-_-;)
小田急1900形は戦後初の小田急の新製車両として昭和24年に登場した車両で、ABFと称されるグループです。
1900形は、かなり複雑な変遷を経ているようなので、実車の解説は割愛します(私では正確にお伝えすることはできません)。
他のABFグループと同じように昭和40年代後半から50年初めにかけて4000形にモーターを譲るために廃車になりました。
多摩線開業直後に1900形2両で新百合ヶ丘⇔永山で運用されていたようで、これを目標にしようとしたのですが、ここで問題が。。
説明書を見ていて気が付いたのですが、このキットはサハ×2を組み込んだ4両固定編成を前提としているですね。
サハ1950は模型で作るときにはハードルが高くて、台車はTR11とOK18という特殊な台車を履いています。さすがにOK18は日光モデルでもないです。ノーマルで組む場合には4両のデハ1900はKS33を履いていたようなので、これは手持ちがありますのでクリアできます。
他方、デハとクハの2両編成は、デハ1900にFS108を履いていました。近似なのは日光モデルから発売されている阪急電車用FSを使うことになるかと思います。確かに2100形でも阪急用FSを使っていました。クハの台車はどうするのでしょうか、現時点では不明確ですが、文献を当たるとTR14との記述もあります。
さらに、2連の場合は、ベンチレーターが1列の押込式ベンチレーターの千鳥配置のパターンですので、説明書の図面とは違うようになります。
アマミヤのキットはパーツが袋詰めされているのですが、一旦袋を空けてしまうと再利用はできないのでパーツの管理をどのようなしていくかこれも悩むところです。
実物はすでにないので、いろいろ資料にあたりながら研究しつつ、キットに取り組んでみます。
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