昭和30年~40年の小田急線の雰囲気はこの世に生を受けていなかったので、わからない部分があります。このような時にいつも参考にさせていただいている参考書は、生方良雄さまの著作である『懐かしの小田急線~昭和30年~40年を偲ぶ』という本です。
この本をめくると、どうしてもホームが欲しくなってしまいます。なので、昭和をイメージして、私鉄車両が似合うホームを作っていきたいと思います。どこまでできるかわかりませんが、これもゆっくり進めていきます。
今回、利用するのは、PECOのホーム壁面キットです。以前、どこかの模型店で投げ売りしていたのを購入していました。我が家で使っているレールは道床がしっかりしているエンドウ製で、キットをそのまま利用するとホームがすごく低くなってしまうバリアフリーとはかけ離れたホームになるので、測定した結果、6ミリ程度嵩上げする必要があります。
試しに手許にあったB4サイズの7ミリ厚のスチレンボードをホームに敷いてみました。高さ的にはちょうど良い感じです。
現在では、小田急線のホームは屋根が全長にわたってあるケースが多いのですが、昭和60年代でも屋根は一部しかない駅がたくさんありました。屋根がない部分は柵やフェンスが設置されています。柵にして古めかしさが残るホームにしてみようと、津川洋行から発売されている柵を塗装の上、そのまま利用します。ホームを調べていると、やはり青色系統に柵も塗装されているので青色に塗ろうと思っています。
柵を中途半端に塗装したものをホームに仮設してみました。それとともに、白線を引いてみました。柵はスカイブルーで塗ったのですが、濃い青がイメージに合いそうですので、塗りなおします。
なんか良い感じに思えてきました。今回はホームの長さを実物70mと想定しておきます。なぜ70mかというと昭和30年代後半では70m級ホームが江の島線を中心に多かったために20m級の4000形投入時に3両編成になったという話もあるので、模型的にも手頃かなと思ったからです。1/80では80㎝程度です。2本を繋げると66㎝ですので、あと15㎝程度はR750に対応するカーブホームにすると、変化をつけられるかな?カーブホームが入ると車掌さん用のホーム監視モニターも作る必要がありますね。
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