2017年6月24日土曜日

モデルワークスのサハ1950

5年くらい前に、これ作ってみる?といわれてお譲りいただいた車両がありました。OER1900形4Bの中間車両サハ1950の奇数と偶数車両です。確か、モデルワークスというメーカーのペーパーキットを組み立てたものです。まだまだ完成に至りませんが、アマミヤのキットを買ったので、この車両を先に完了させたいと考えています。


2両ともにサハ1950形式ですが、車体長は違うし、車体幅も違います。このような変わり種車両が個人的に大好きで、サハだけキットを組んでいました。
床下機器をどうしようかと検討していたのですが、日光モデルの床下機器セット(制御車用A)を利用しようと決めてからお蔵入りしていました。
確認が難しいですが、車体幅の違いも表現されています。手前のサハは多分完成が困難です。台車が・・・・
このサハは戦災復旧車だったようで、台車は国鉄60系客車でも多様されているTR11です。TR11の客車に一回だけ乗ったことがありますが、かなり揺れがひどかった覚えがあります。このサハ1950はどうだったのでしょうか?
妻面です。もう一両のサハと違って、切妻になっており、1つの窓が潰されています。2400形のデハでも窓がない車両がありました。
問題はこちらのサハです。1900形はかなり複雑な過程を経ているようで、もともとクハ1950として製造されたものをサハ化した車両だったみたいです。先ほどのサハと比べてもベンチレーターが押し込み式の千鳥配置になっている差異はありますが、この車の最大の特徴はOK台車でしょう。この台車はマニアックで当然のことだと思いますが、模型では発売されていないということで作業がとまったままです。とりあえず、手持ちの適当な台車を履かせています。
実物を観察することがいまさら不可能ですが、ちょっとはそれらしい台車ということを目指したいと目論んでいます。





デハ2101

昨日のクハ2152につつづき、本日はデハ2101の軽加工です。デハ2101は新宿方の電動車ですが、ジャンパー栓があったようです。このジャンパー栓はフクシマがOER1600形を製品化した際に、パーツを発売していたのを購入しておきました。今ではIMONとしてパーツを発売しています(原宿で見ました)。
このパーツを利用するとともに、全面のステップも取り付けました。実車写真を確認するとクハと違い、ジャンパー栓が付いているサイドは、ステップが左にズレています。他の形式では、ジャンパー栓の上にステップがあるケースが多いのですが、面白いです。


こうしてみると胴受けをつけるとさらにいい感じになると思うので、エコーモデルのパーツを購入してきます。また、運転室と客室の仕切りについても作成しなければなりませんね。
その他、私鉄アンテナ、信号炎管及び、側面にもパーツを取り付けました。
屋根のパーツについてはまだ塗装はしていません➡避雷器があるかどうか、確認作業が終わっていないものでして。


中間に入るクハ2151とデハ2102については、編成の外には出ないので、基本的には省略しますが、側面のパーツ入れは実施します。今日は、さらに作業を進められそうです。




2017年6月23日金曜日

クハ2152改修作業

時間がない時にお手軽工作として、OER2100形の改修作業をやっています。ペーパー車両だけあって、車体への穴あけ加工はピンバイスで簡単にできます。
まずは、気になっていた側面に赤いレンズを入れる作業です。実写写真を参考にしながら、所定の位置に0.6の穴をあけたうえで、TOMIXのブルトレ客車で余ったパーツをはめ込んでいます。
特に接着はしていませんが、木工用ボンドで接着するのが安全です。

カツミの完成品では、思いっきり省略されているポイントですが、エンドウの2200やアマミヤで表現があるので、これらに合わせます。
短時間ですが、かなり効果的な作業です。
次に、全面にステップをつけます。
これは正確には測定していませんが、雰囲気で位置決めして、左右のバランスを見ながら取り付けました。


列車無線アンテナ、信号炎管、ステップを取り付けて、メタルプライマーを筆塗りしてからGMのアイボリーで塗装しました。これも筆塗りです。
多少、アイボリーの色調が違いますが、ここは許容します。色合わせする時間がもったいないので(夜に作業していますし)。
車番がクハ2151になっていますが、2152に替える必要があります。
晩年の2100はデハ2101-クハ2151+デハ2102+クハ2152の固定編成だったようですので、無線アンテナ等はデハ2101にも取り付ける必要があります。
他方、車体側面の表示灯は全車取り付ける必要があります。
軽加工ですが、表情に変化が生まれて満足です。

2017年6月22日木曜日

M’sコレクションの琺瑯看板を見つけました

10年近く前に興味本位で買ってみた広告のシートが出てきました。金鳥とかヨコハマタイヤの広告がとても懐かしいです。現在でも発売されているものでしょうか?


このシールを駅のホームに貼りたいので、広告看板の下地を作りましょう。エコーモデルからも出ていたと思います。

それで、カーブホームを試作してみました。


エンドウのR750をガイドにして、プラ板を切り出して、PECOのホーム壁面キットに接着してみました。
代々木八幡駅のようにホーム幅を狭くしています。狭いカーブホームがあるのはいかにも私鉄の雰囲気ですよね。
住宅街が迫っている設定にして遮蔽のエコーの万年塀を設置してもよいかなと思います。


試しに2100形4両で設置してみました。半両分ホームが足りなかったです。このままでは東急大井町線の九品仏みたいなドアカット状態なので、ホームをもうちょっとだけ延長します。カーブホームを延長すると車両とホームの間隔が大変なことになるので、ストレート部分を延長させて20m級4両も入る長さにします。


ホームの高さ自体はOKなようです。手前のデハとクハの屋根の色が違いますので、これも修正しなければいけません。やることがまだまだ、いっぱいあります。

2017年6月21日水曜日

「懐かしの小田急線」を見ながら・・・

昭和30年~40年の小田急線の雰囲気はこの世に生を受けていなかったので、わからない部分があります。このような時にいつも参考にさせていただいている参考書は、生方良雄さまの著作である『懐かしの小田急線~昭和30年~40年を偲ぶ』という本です。


この本をめくると、どうしてもホームが欲しくなってしまいます。なので、昭和をイメージして、私鉄車両が似合うホームを作っていきたいと思います。どこまでできるかわかりませんが、これもゆっくり進めていきます。
今回、利用するのは、PECOのホーム壁面キットです。以前、どこかの模型店で投げ売りしていたのを購入していました。我が家で使っているレールは道床がしっかりしているエンドウ製で、キットをそのまま利用するとホームがすごく低くなってしまうバリアフリーとはかけ離れたホームになるので、測定した結果、6ミリ程度嵩上げする必要があります。
試しに手許にあったB4サイズの7ミリ厚のスチレンボードをホームに敷いてみました。高さ的にはちょうど良い感じです。

現在では、小田急線のホームは屋根が全長にわたってあるケースが多いのですが、昭和60年代でも屋根は一部しかない駅がたくさんありました。屋根がない部分は柵やフェンスが設置されています。柵にして古めかしさが残るホームにしてみようと、津川洋行から発売されている柵を塗装の上、そのまま利用します。ホームを調べていると、やはり青色系統に柵も塗装されているので青色に塗ろうと思っています。


柵を中途半端に塗装したものをホームに仮設してみました。それとともに、白線を引いてみました。柵はスカイブルーで塗ったのですが、濃い青がイメージに合いそうですので、塗りなおします。


なんか良い感じに思えてきました。今回はホームの長さを実物70mと想定しておきます。なぜ70mかというと昭和30年代後半では70m級ホームが江の島線を中心に多かったために20m級の4000形投入時に3両編成になったという話もあるので、模型的にも手頃かなと思ったからです。1/80では80㎝程度です。2本を繋げると66㎝ですので、あと15㎝程度はR750に対応するカーブホームにすると、変化をつけられるかな?カーブホームが入ると車掌さん用のホーム監視モニターも作る必要がありますね。



デハ4100のOERマークの貼替え

少しだけ時間ができたのですが、大雨で雨漏りがしてテンション下がっていて、ハンダ鏝もって1900形の続きの工作するには時間がなので、以前から気になっていたお気軽にインレタ貼りをやっています。


画像では見づらいかもしれませんが、1999年に発売された小田急4000形の中間車デハ4100です。OERの文字が見えなくなっています。メタリックのインレタだとどうしても退色してしまうのでしょうか。
小田急用のインレタを探してはいたのですが、先日モデルショップさがみさんにお伺いしたところ、くろま屋さんから小田急用インレタが発売されていることを教えていただきましたので、購入しておきました。
くろま屋さんにHPの商品一覧にはなかったのですが、入手出来てラッキーでした。さがみさんありがとうございます。


バラ数字とOERの文字だけのシンプルな製品ですが、汎用性はありそうです。
早速OERを転写してみました。

いい感じです。
ちなみにこのデハ4100の台車であるPⅢのディスクブレーキがいつの間にか紛失しておりまして、カツミさんに修理依頼したら、戻ってくるまで1年間くらいかかりました。
パネルライトが電球の製品でしたので白色LEDのパネルライトに交換したり、走行させているより確実にいじっている時間が長い、息の長い電車です。エースカプラーも経年劣化で使えなくなり、エコーのドローバーに変えています。
4000形もそろそろ本格的に加工したい&5両化したいところですが、なかなか先に進めません。
ついでに車番も転写してみたのですが、キレイにはできませんでした。クリアーデカールに転写する方法を考えます。


ほんの少しの隙間時間でも遊べることはあるのですね。




2017年6月20日火曜日

アマミヤ デハ2200の話 その3

概ねデハ2200の塗装が終わりました。いまから吹き込みの修正等をやっていきますが、やっと完成が見えてきました。

運転台サイドの連結器はエースカプラーⅡで、中間封じ込め専用という意味合いが強いです。この連結器をつけると、胴受パーツが付けられないのですが、これもあっさり省略しました。ここは機能性を優先した部分です。
よく見ると、テールライトレンズが引っ込んでしまっています。
完成品に比べるとどうしても粗い部分がでてしまいますが、愛着が出てきます。アマミヤの2200シリーズの問題点は、台車と床下機器です。

ちょっとあっさりしすぎかなというような床下機器です。別売とされているエアタンクは取り付けていません。



後は台車です。これは私のミスですが、ネジ穴を拡大しすぎたようでネジ止めできません。このままでは走れない。
床板自体の塗装もしないといけませんが、とにかく、立川のモデルプラザエンドウに行ってFS203台車がまだ分売されていれば購入してきます。

なんだかんだでかなりの時間がかかりましたが、デハ2200の完成がやっと見えてきたようです。
インレタもちゃんと貼って完成とします。