2017年6月30日金曜日

アマミヤ OER1900形 その3

昨夜はアマミヤ、OER1900の続きをやりました。
やすりと格闘しながら、シルヘッダーと雨樋をつけていきます。
前面のシルヘッダーはまだやっていませんが、小田急のABF車らしさが徐々に出てきました。
なんとか、週末までに生地完成までもっていければいいのですが。屋根上の配管をどうするか写真で研究します。
先日購入したトレイン5月号ではOER1600の資料がありますが、パンタ周りの配管がランボードの外側にある車と内側になる車が存在していたようです。
1900も両方のパターンがあったのでしょうか?こういうところが、実車を見たことのない弱みですね。

2017年6月29日木曜日

鉄道ピクトリアル&とれいん2017年5月号

ここ数日、立て込んでいたので、模型の時間が取れなかったのですが、神保町に用事があったのでついでに書泉グランデによって、小田急関連の本を探してきました。
買いそびれていた、鉄道ピクトリアルの増刊をやっと入手、7年くらい遅れております。
鉄道ピクトリアルの小田急特集は久しぶりだったので、買おうと思っていたのですが、MSEとVSEの交換のいい表紙です。エンドウのMSEは手に入れたいモデルですが、お値段もご立派で・・・
VSEはTOMIXから昨年末に発売されたので、限定品の10両セットを購入しております。小田急ロマンスカーの模型は小学生の頃に買ってもらったNゲージのLSE以来なので、感慨深いものがあります。
室内灯フル装備の10連が堂々と走る姿は、1/80スケールならでは。存在感がハンパない車両で、我が家のフラッグシップになりました。
というか、1/80の小田急模型で冷房車はほとんどないので、厳重保管しております。
続いては、とれいんです。

相鉄9000系特集というだけで手に取ったのですが、メインは小田急1600形のペーパー車体の紙型です。
フクシマの1600キットは欲しかったのですが、アッという間に店頭から消えてしまいました。フクシマ模型さんも廃業されたので、手に入らないと諦めていたところでした。
実写はS45くらいから廃車が始まったので実物は見れませんでしたが、小田急旧型車では1600形と1900形が好きなのでこれも手に入れたいと思っています。紙型データは、スキャンしてPDF化しました。

今週末も時間が取れなくて1900が進みませんが、本をみてニヤニヤしております。

2017年6月26日月曜日

うまくいきませんね~

一旦、ガスコンロであぶって、前面と妻面を分離して、再びトライしてみます。
ハンダを落とした際に全面貫通ドア等も分解されてしまったので、これも再組立てになりました。
アマミヤのキットはカツミ、エンドウのキットに比べてると組立て辛いとはアドバイスもらっていましたが、確かに部品に合いは精度が落ちる気がします。
車体を組み立てるのにこんなに苦労したのは、多分初めてですが、これもまたいい経験ですね。

妻面はなんとか終了となりそうな勢いですが、全面は再びゆがみが出てしまいました。さらにも一回ガスコンロ行きが決定です。
ハンダこてもっての工作は集中力が少し必要ですが、なかなか集中力が続かないという工作者の問題もありありです。
今週のうちに組立てが終わるのか不安になってきましたが、作業自体を続けないと完成まで持っていけそうもありません。


2017年6月25日日曜日

アマミヤ デハ1900製作その2

久しぶりにまとまった時間が取れたので、アマミヤの1900形を再開しました。
車体にドアを取り付けた上で、妻面をハンダつけします。
妻面の車体への取り付けがかなり難しいものでした。屋根パーツも付けましたが、妻面に隙間ができてしまっていますね。
これは再び修正をじっくりやりたいと考えています。金属キットのいいところは何度でも修正ができることです。
ガスコンロ妻面をあぶって一気に分解してしまえば、あっさりと元に戻ります。
運転台サイドの前面取り付けでコツがわかった気がするので修正に挑戦します。
前面部も組立て完了しましたが、運転台サイドは許容範囲で収まってくれました。これからおでこの導光部分の穴拡張をします。
妻面を再び分解する予定なので、まだアングル材の取り付けは行っていません。小田急車両の顔が出来てきてちょっとうれしくなる瞬間です。
今週の目標はこの車体の完成としたいところです。

2017年6月24日土曜日

モデルワークスのサハ1950

5年くらい前に、これ作ってみる?といわれてお譲りいただいた車両がありました。OER1900形4Bの中間車両サハ1950の奇数と偶数車両です。確か、モデルワークスというメーカーのペーパーキットを組み立てたものです。まだまだ完成に至りませんが、アマミヤのキットを買ったので、この車両を先に完了させたいと考えています。


2両ともにサハ1950形式ですが、車体長は違うし、車体幅も違います。このような変わり種車両が個人的に大好きで、サハだけキットを組んでいました。
床下機器をどうしようかと検討していたのですが、日光モデルの床下機器セット(制御車用A)を利用しようと決めてからお蔵入りしていました。
確認が難しいですが、車体幅の違いも表現されています。手前のサハは多分完成が困難です。台車が・・・・
このサハは戦災復旧車だったようで、台車は国鉄60系客車でも多様されているTR11です。TR11の客車に一回だけ乗ったことがありますが、かなり揺れがひどかった覚えがあります。このサハ1950はどうだったのでしょうか?
妻面です。もう一両のサハと違って、切妻になっており、1つの窓が潰されています。2400形のデハでも窓がない車両がありました。
問題はこちらのサハです。1900形はかなり複雑な過程を経ているようで、もともとクハ1950として製造されたものをサハ化した車両だったみたいです。先ほどのサハと比べてもベンチレーターが押し込み式の千鳥配置になっている差異はありますが、この車の最大の特徴はOK台車でしょう。この台車はマニアックで当然のことだと思いますが、模型では発売されていないということで作業がとまったままです。とりあえず、手持ちの適当な台車を履かせています。
実物を観察することがいまさら不可能ですが、ちょっとはそれらしい台車ということを目指したいと目論んでいます。





デハ2101

昨日のクハ2152につつづき、本日はデハ2101の軽加工です。デハ2101は新宿方の電動車ですが、ジャンパー栓があったようです。このジャンパー栓はフクシマがOER1600形を製品化した際に、パーツを発売していたのを購入しておきました。今ではIMONとしてパーツを発売しています(原宿で見ました)。
このパーツを利用するとともに、全面のステップも取り付けました。実車写真を確認するとクハと違い、ジャンパー栓が付いているサイドは、ステップが左にズレています。他の形式では、ジャンパー栓の上にステップがあるケースが多いのですが、面白いです。


こうしてみると胴受けをつけるとさらにいい感じになると思うので、エコーモデルのパーツを購入してきます。また、運転室と客室の仕切りについても作成しなければなりませんね。
その他、私鉄アンテナ、信号炎管及び、側面にもパーツを取り付けました。
屋根のパーツについてはまだ塗装はしていません➡避雷器があるかどうか、確認作業が終わっていないものでして。


中間に入るクハ2151とデハ2102については、編成の外には出ないので、基本的には省略しますが、側面のパーツ入れは実施します。今日は、さらに作業を進められそうです。




2017年6月23日金曜日

クハ2152改修作業

時間がない時にお手軽工作として、OER2100形の改修作業をやっています。ペーパー車両だけあって、車体への穴あけ加工はピンバイスで簡単にできます。
まずは、気になっていた側面に赤いレンズを入れる作業です。実写写真を参考にしながら、所定の位置に0.6の穴をあけたうえで、TOMIXのブルトレ客車で余ったパーツをはめ込んでいます。
特に接着はしていませんが、木工用ボンドで接着するのが安全です。

カツミの完成品では、思いっきり省略されているポイントですが、エンドウの2200やアマミヤで表現があるので、これらに合わせます。
短時間ですが、かなり効果的な作業です。
次に、全面にステップをつけます。
これは正確には測定していませんが、雰囲気で位置決めして、左右のバランスを見ながら取り付けました。


列車無線アンテナ、信号炎管、ステップを取り付けて、メタルプライマーを筆塗りしてからGMのアイボリーで塗装しました。これも筆塗りです。
多少、アイボリーの色調が違いますが、ここは許容します。色合わせする時間がもったいないので(夜に作業していますし)。
車番がクハ2151になっていますが、2152に替える必要があります。
晩年の2100はデハ2101-クハ2151+デハ2102+クハ2152の固定編成だったようですので、無線アンテナ等はデハ2101にも取り付ける必要があります。
他方、車体側面の表示灯は全車取り付ける必要があります。
軽加工ですが、表情に変化が生まれて満足です。

2017年6月22日木曜日

M’sコレクションの琺瑯看板を見つけました

10年近く前に興味本位で買ってみた広告のシートが出てきました。金鳥とかヨコハマタイヤの広告がとても懐かしいです。現在でも発売されているものでしょうか?


このシールを駅のホームに貼りたいので、広告看板の下地を作りましょう。エコーモデルからも出ていたと思います。

それで、カーブホームを試作してみました。


エンドウのR750をガイドにして、プラ板を切り出して、PECOのホーム壁面キットに接着してみました。
代々木八幡駅のようにホーム幅を狭くしています。狭いカーブホームがあるのはいかにも私鉄の雰囲気ですよね。
住宅街が迫っている設定にして遮蔽のエコーの万年塀を設置してもよいかなと思います。


試しに2100形4両で設置してみました。半両分ホームが足りなかったです。このままでは東急大井町線の九品仏みたいなドアカット状態なので、ホームをもうちょっとだけ延長します。カーブホームを延長すると車両とホームの間隔が大変なことになるので、ストレート部分を延長させて20m級4両も入る長さにします。


ホームの高さ自体はOKなようです。手前のデハとクハの屋根の色が違いますので、これも修正しなければいけません。やることがまだまだ、いっぱいあります。

2017年6月21日水曜日

「懐かしの小田急線」を見ながら・・・

昭和30年~40年の小田急線の雰囲気はこの世に生を受けていなかったので、わからない部分があります。このような時にいつも参考にさせていただいている参考書は、生方良雄さまの著作である『懐かしの小田急線~昭和30年~40年を偲ぶ』という本です。


この本をめくると、どうしてもホームが欲しくなってしまいます。なので、昭和をイメージして、私鉄車両が似合うホームを作っていきたいと思います。どこまでできるかわかりませんが、これもゆっくり進めていきます。
今回、利用するのは、PECOのホーム壁面キットです。以前、どこかの模型店で投げ売りしていたのを購入していました。我が家で使っているレールは道床がしっかりしているエンドウ製で、キットをそのまま利用するとホームがすごく低くなってしまうバリアフリーとはかけ離れたホームになるので、測定した結果、6ミリ程度嵩上げする必要があります。
試しに手許にあったB4サイズの7ミリ厚のスチレンボードをホームに敷いてみました。高さ的にはちょうど良い感じです。

現在では、小田急線のホームは屋根が全長にわたってあるケースが多いのですが、昭和60年代でも屋根は一部しかない駅がたくさんありました。屋根がない部分は柵やフェンスが設置されています。柵にして古めかしさが残るホームにしてみようと、津川洋行から発売されている柵を塗装の上、そのまま利用します。ホームを調べていると、やはり青色系統に柵も塗装されているので青色に塗ろうと思っています。


柵を中途半端に塗装したものをホームに仮設してみました。それとともに、白線を引いてみました。柵はスカイブルーで塗ったのですが、濃い青がイメージに合いそうですので、塗りなおします。


なんか良い感じに思えてきました。今回はホームの長さを実物70mと想定しておきます。なぜ70mかというと昭和30年代後半では70m級ホームが江の島線を中心に多かったために20m級の4000形投入時に3両編成になったという話もあるので、模型的にも手頃かなと思ったからです。1/80では80㎝程度です。2本を繋げると66㎝ですので、あと15㎝程度はR750に対応するカーブホームにすると、変化をつけられるかな?カーブホームが入ると車掌さん用のホーム監視モニターも作る必要がありますね。



デハ4100のOERマークの貼替え

少しだけ時間ができたのですが、大雨で雨漏りがしてテンション下がっていて、ハンダ鏝もって1900形の続きの工作するには時間がなので、以前から気になっていたお気軽にインレタ貼りをやっています。


画像では見づらいかもしれませんが、1999年に発売された小田急4000形の中間車デハ4100です。OERの文字が見えなくなっています。メタリックのインレタだとどうしても退色してしまうのでしょうか。
小田急用のインレタを探してはいたのですが、先日モデルショップさがみさんにお伺いしたところ、くろま屋さんから小田急用インレタが発売されていることを教えていただきましたので、購入しておきました。
くろま屋さんにHPの商品一覧にはなかったのですが、入手出来てラッキーでした。さがみさんありがとうございます。


バラ数字とOERの文字だけのシンプルな製品ですが、汎用性はありそうです。
早速OERを転写してみました。

いい感じです。
ちなみにこのデハ4100の台車であるPⅢのディスクブレーキがいつの間にか紛失しておりまして、カツミさんに修理依頼したら、戻ってくるまで1年間くらいかかりました。
パネルライトが電球の製品でしたので白色LEDのパネルライトに交換したり、走行させているより確実にいじっている時間が長い、息の長い電車です。エースカプラーも経年劣化で使えなくなり、エコーのドローバーに変えています。
4000形もそろそろ本格的に加工したい&5両化したいところですが、なかなか先に進めません。
ついでに車番も転写してみたのですが、キレイにはできませんでした。クリアーデカールに転写する方法を考えます。


ほんの少しの隙間時間でも遊べることはあるのですね。




2017年6月20日火曜日

アマミヤ デハ2200の話 その3

概ねデハ2200の塗装が終わりました。いまから吹き込みの修正等をやっていきますが、やっと完成が見えてきました。

運転台サイドの連結器はエースカプラーⅡで、中間封じ込め専用という意味合いが強いです。この連結器をつけると、胴受パーツが付けられないのですが、これもあっさり省略しました。ここは機能性を優先した部分です。
よく見ると、テールライトレンズが引っ込んでしまっています。
完成品に比べるとどうしても粗い部分がでてしまいますが、愛着が出てきます。アマミヤの2200シリーズの問題点は、台車と床下機器です。

ちょっとあっさりしすぎかなというような床下機器です。別売とされているエアタンクは取り付けていません。



後は台車です。これは私のミスですが、ネジ穴を拡大しすぎたようでネジ止めできません。このままでは走れない。
床板自体の塗装もしないといけませんが、とにかく、立川のモデルプラザエンドウに行ってFS203台車がまだ分売されていれば購入してきます。

なんだかんだでかなりの時間がかかりましたが、デハ2200の完成がやっと見えてきたようです。
インレタもちゃんと貼って完成とします。



2017年6月19日月曜日

アマミヤ デハ2200の話 その2

アマミヤの2200形の続きを開始しました。続きと言っても、4年くらい放置していたのでが、やっと塗装まできました。
結局、パンタ車についていたジャンパー栓はあっさり省略&中間組み込み仕様なので、ヘッドライトとテールライトについても点燈は見送りと割り切っています。


プライマーを吹いてから、鉄道カラーのブルーBを塗装しました。先にブルーを塗装するのは、マスキングが楽なので、という感覚です。
帯のブルーは1/80サイズでは3.75ミリになるのですが、模型では4ミリにしてマスキングしていきます。
アイボリーにすぐ塗装したいという気持ちを押えて、1日程度乾燥させます。焦って、乾燥の途中でマスキングしてしまって、テープをはがすと下地のブルーまではがれてしまうというミスを何度も繰り返しているので、ここは我慢です。
乾燥の間に、台車の組み立てと灰色塗装、床下機器のセットを進めていきますが、アマミヤの台車と床下機器はちょっと・・・・というレベルですので、せめてエンドウの台車に交換したいと思っています。
再販されると台車くらいは別売で購入できるだろうという淡い期待だけで言っています。

さて、アマミヤの2200形が一応完成すると、2200シリーズは、6両になります。
残り4両は、エンドウの2229-2230編成と2303-2304編成ですが、2229~+2200~+2303~という編成は実物ではなかったと思いますので、中途半端感が満載ですが、模型ではいろいろな形態が集まっていた編成の方が面白いハズなので、このまま組成してゆきます(予定)。


2017年6月18日日曜日

アマミヤ 小田急1900製作その1

今日は天候も不安定なので、室内で小田急デハ1900の組み立てを始めていきます。困ったことに、このキットはカツミさんのキットのように、組み立て手順書などが一切ないので、パーツ表とにらめっこしながら、どこから手を付けるか考える必要があります。
まずは、はじめに全面にパーツを付けていきます。
貫通ドアにロストワックスの方向幕の部品を付けました。このパーツは紛失の危険性があったので、ロストワックスのパーツをやすりで磨いてから、2両分一気に作業します。




ちょっと小田急っぽい顔になってきました。
その後に、窓枠をバランスを見ながら取り付けていきます。


うん、小田急顔ですね。納得しました。キット組でカスタマイズもできるので方向幕も光らせることはやりたいですね。
この後はテールライトのパーツが必要となりますが、雨といの作業を考えると車体を組み立てた後につけることにします。

昨夜、キットの図面と部品表を改めて見ていたのですが、妻面が平妻ではないので、鉄道コレクションのようなデハ1912-クハ1962編成はそのままではできないと気が付きました。
ここは素直にサハを組み込んだ4両編成を念頭に組み立てていくしなかなさそうです。そうなると今回のデハ1900×2両の台車は、両方ともクラシカルなKS33を使えばよいことになりそう。手持ちがあるので、流用できます。
サハをどうするか、という根本的な問題は残りますが、デハ1900がロールアウトしないと先にも進めないので、とりあえず頑張ります。
車体の組み立ての検討に入ります。

2017年6月17日土曜日

アマミヤ 小田急1900を始めます

以前から気になっていたアマミヤの1900形を買ってしまいました。アマミヤのキットは私個人の工作技量では厳しいかなと手を出せずにいましたが、ちょっとしたボーナスをいただいたので、先頭2両だけ買いました。鉄道コレクションで小田急1900形(後期型)が発売されたことがきっかけで、いつかは1/80でモノにしたいなあと思っていましたが、現役自体を知らない車両キットがまた増えてしまいした。
中間のサハを含めて買うと8万円くらいキット代がかかりますので、とてもとても(-_-;)


小田急1900形は戦後初の小田急の新製車両として昭和24年に登場した車両で、ABFと称されるグループです。
1900形は、かなり複雑な変遷を経ているようなので、実車の解説は割愛します(私では正確にお伝えすることはできません)。
他のABFグループと同じように昭和40年代後半から50年初めにかけて4000形にモーターを譲るために廃車になりました。
多摩線開業直後に1900形2両で新百合ヶ丘⇔永山で運用されていたようで、これを目標にしようとしたのですが、ここで問題が。。


説明書を見ていて気が付いたのですが、このキットはサハ×2を組み込んだ4両固定編成を前提としているですね。
サハ1950は模型で作るときにはハードルが高くて、台車はTR11とOK18という特殊な台車を履いています。さすがにOK18は日光モデルでもないです。ノーマルで組む場合には4両のデハ1900はKS33を履いていたようなので、これは手持ちがありますのでクリアできます。
他方、デハとクハの2両編成は、デハ1900にFS108を履いていました。近似なのは日光モデルから発売されている阪急電車用FSを使うことになるかと思います。確かに2100形でも阪急用FSを使っていました。クハの台車はどうするのでしょうか、現時点では不明確ですが、文献を当たるとTR14との記述もあります。
さらに、2連の場合は、ベンチレーターが1列の押込式ベンチレーターの千鳥配置のパターンですので、説明書の図面とは違うようになります。


アマミヤのキットはパーツが袋詰めされているのですが、一旦袋を空けてしまうと再利用はできないのでパーツの管理をどのようなしていくかこれも悩むところです。
実物はすでにないので、いろいろ資料にあたりながら研究しつつ、キットに取り組んでみます。



晩年の小田急2100形をペーパーで再現。

MPギアへの動力換装は、小田急2100形に対して行っていたものです。小田急2100形は昭和29年に8両製作され、昭和50年にモーター等を4000形に譲って廃車になった車両です。僕は現役時代にはみたことはありませんが、車体は2200形シリーズのような感じで、走りは旧型の釣りかけという、個人的にはなんとも興味深い車です。
Nゲージでも1/80スケールでも製品になる可能性はあまりないであろうと、思って中央堂模型さんに依頼いたしました。屋根は木製、床板も木製のパワートラックというオーソドックスな製法です。屋根の上の色が違うのは、予算の都合から2回に分けて発注させていだいたからです。


晩年には実質的に4両固定編成となっていたようで、資料を見る限り中間に入るデハ+クハは登場時の1燈ヘッドライトで2燈式には改造されていませんでした。


これは、新宿寄りのデハです。各駅停車の「経堂行き」にしております。経堂の方向幕はツボなんですよね。。


続いてクハ2150です。
2両ともに中間に入る車両ではないので、信号炎管と列車無線アンテナが装備されていましたので、カツミのパーツを後から取り付けています。まだ塗装していない。

胴受けも欲しいし、デハにはジャンパー栓表現も欲しいし、ワイパーも追加したい等、これからも、追加でパーツを付ける必要がありますが、ペーパー製の車両も温かみがあって、精密なブラスモデルとは違ったよさがあるなあと感じています。
なので、少しの時間を見つけてじっくりと2100形で遊んでみようと思っています。



ペーパー車両の動力更新その3

パワートラックからMPギアへの動力換装ですが、車体に載せてみました。
しかしながら、どうしてもカーブで止まってしまいます。
はじめは、片側MPギアだけで大丈夫だと思っていましたが、重量バランスが悪いようでしたので、モーターの位置を変えて、両軸駆動にしてみましたが、今度はカーブで台車が浮いてしまいました・・・
ウエイトを床上にして、かつ、両サイドに配置して、台車の可動域をできるだけ広げてみました。室内にウエイトがどーんと置かれているという状態です。昔のインサイドギアみたいでちょっと落胆しています(;´・ω・)
そんなこんなの調整をずっとしていたら、やっと満足のいく動きになりました。
モーターの配置はこんな感じです。
床下機器はかなり適当ですので、研究しながら改良していきます。


ついでに、もう一両、パワトラが入っていた車両からモーターを抜いてトレーラー化をしました。


向かって左側がパワトラが入っていた部分です。手持ちのパーツで車高を調整しながらトレーラー化をしています。
今後、室内ユニットを取り付けた場合には遮光しないといけませんが、当面はスムーズに走ることを目標にしていますので、今は無視です。

自室で単純エンドレスを引いて、試運転してみましたが、なんとか走れるようになりました。もう、ラビットスタートはないでゆっくり走り出しました。MPギアは小一時間程度走行させて馴染ませるとよいと、昨日お伺いしたモデルショップさがみさんからアドバイスをいただきましたので、時間をかけて馴染ませて行く予定です。
一応、満足しました。これから床板の塗装をボチボチやっていきます。



2017年6月16日金曜日

モデルショップさがみへ訪問してきました

東海大学前にあるモデルショップさがみさんにお願いしていたものを引き取りがてら、お伺いしてきました。
http://sagami-m.cocolog-nifty.com/

さがみさんのページは工作のヒントが詰まっているので、個人的によく見ています。ご主人と話していると、やっぱり模型は走りというのが大事であるということを改めて認識しました。

SSEはさがみさんの作品で、MIKIのキットを完成されたものです。当初はこれもパワトラだったのですが、1時間の運転ほどでギアが飛んだらしく、苦心されてMPギアに改造されていました。このキットは私も欲しかったので、よく観察してきました。
ヤードの奥に留置してあるHE車は、さがみさんが現在作成されているフジ工房ブランド(実質的にアマミヤ製品)キットです。
実物同様中間のデハ2両をモーター車としているので、かなりのパワーになると思われます。
最後の走行調整をされているので、完成も近くで楽しみです。
手前のHEは今年1月に発売されてたカツミのHEです。前回発売された製品からは改良が進められていてHE車らしさが表現されています。ちょっと床下機器がおかしなところがあるのですが、まあこれは仕方ないです。両方のHE車ともに急行 箱根湯本の方向幕が入れられています。
やはり、HE車といえば、箱根湯本行きの急行のイメージが強いです。夏場には箱根湯本行きの急行は避けて乗っていた幼いころの記憶があります。
さて、パーツも仕入れてきたので、工作を進めます。

ペーパー車両の動力更新その2

パワートラックからMPギアへの動力換装作業の続きです。
なぜ、パワトラからMPギアに換装しようかというそもそもの動機ですが、以前レンタルレイアウトに車両を持っていって走らせてみたとき、手で押してあげないと走り出さなかったり、急に飛び出すように走り出したり、スムーズに走り出さなかったことにストレスを感じてしまったので、完成品のように、普通に走り出すことを目的にしています。
今回使ったのは、IMONから発売されているLN12モーターと対応するモーターホルダーです。


まずは、1.0のプラ板を2枚重ねた床板に台車の組み込みしてからモーターを仮置きして様子を見てみました。
床板に穴を開けないでモーターを設置することが出来そうです。

ついでに、モーターの横にリード線用の穴をあけておきました。
今回は、片側だけMPギアの使用にします。
余ったMPギアは別の車両に利用したいためという思惑があります。ペーパー車両で4両編成として走れば十分ですので両軸にする必要もないかな。
モーターに結線して車体に被せてみます。

なお、木製床板の厚さは3ミリでしたが、プラ床板の厚さは2ミリにしてみましたが、これはモーターを床板に吊り下げるので1ミリでも床板スペースを稼ぎたかったためです。
試しにここで通電してみましたが、無事にモーターは廻りました。


まあ、ここまでの作業は延べ1時間程度でサクッとできましたが、ここで作業が止まってしまいました。
原因は、手持ちのユニバーサルジョイントとモーター軸のサイズが合わなかったからです。このモーター軸径をノギスで測ってみると1ミリだったんですよね。
これはシリコンチューブでモーターとギアで繋ぐことにしますが、手持ちがないので、作業はここで中断します。